昨年の予約販売後、大きな反響を呼んだ「金剛般若波羅蜜経」。より多くの皆様にお届けするため、この春に正式発売されました。国宝級の質感と風格をぜひお手にとってみてはいかがでしょうか。

「金剛般若波羅蜜経」は「金剛経」とも呼ばれ、「般若心経」と並んで最も知られた仏教の経典です。全篇にわたって「空」の思想を説く「金剛経」は、己を執念から解き放って仏道を成就し、彼岸へと達するよう人々を助けます。仏門における「智慧の母」と呼ばれている経典です。

このたび復刻版が発売された「金剛経」は台湾・国家図書館の最重要蔵書のひとつで、中国・元代の中興路資福寺で作られました。世界に現存する最古の木版二色刷り書物で、印刷史においても極めて重要な存在であり、また600年以上の時を超えて伝えられてきた非常に貴重な経典でもあります。

経 文木版印刷

装 丁200面、経本折り

翻 訳姚秦 三藏法師 鳩摩羅什

分 科梁 昭明太子 蕭統

注 釈無聞思聡禅師 釈思聡

最も普及した経典三蔵法師・鳩摩羅什の「仏陀の教えを理解し、真意を伝える」という初心を貫いた翻訳

芸術品としての価値朱と墨で描かれた「仏陀説法図」と「韋駄護法図」は仏教の教えと芸術が一体となった作品

古書ならではの装丁経本折りの装丁に加えられた古書ならではの質感

蔵書の目的は「人々に伝える」ことであり「大切に隠し持つ」ことではありません。貴重な古書をより多くの人々に伝えるため、聯経出版は国家図書館から権利を取得して国宝級の経典「金剛経」を数量限定で復刻しました。希少品の姿を留め、人々に伝えることで、仏陀の智慧が世界へより広まっていくことでしょう。

(縦19.5cm、横9cm、厚さ6cm)

定価:3900 元
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(縦35cm、横15cm、厚さ7cm)

定価:6000 元
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